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まだまだ暑い日が続いています。
山や海、屋外スポーツ・・・。元気に楽しむためには健康な体が第一。スポーツ医の観点から、二つのことを知っておいてほしいと思います。
暑い時期のスポーツ事故として、熱中症がもっとも危険です。熱中症とは体温調節能力が働かなくなり、体温が上がり続けて全身のいろいろな臓器が働かなくなり、けいれん、失神、ショックなどを起こす病気です。
熱中症は気温が高いほど、また湿度が高いほど起こりやすくなります。高温下での激しい運動は体温を上昇させます。当然、発汗が増え、体内の水分が減少します。つまり脱水になるのですが、悪いことに脱水になると体温調節が利かなくなり、体温は上昇しやすくなってしまいます。この悪循環が熱中症を引き起こすのです。
脱水を防ぐためには、発汗で失った分に見合う適切な水分補給が絶対に必要です。とくに1時間以上継続する運動・競技では冷たい飲料を頻繁に摂取することで、体温上昇を防ぐようにすべきです。「水分をとらずに頑張るのがトレーニングだ」というのは大間違いです。1時間以内の運動では水道水でもOKですが、長時間の運動では発汗による喪失分の塩分(電解質)とエネルギー源の補給にもなる冷たく飲みやすいスポーツドリンクがよいでしょう。
戸外での切り傷、擦り傷は土や砂に汚染されやすいため、放置すると細菌に感染する危険があります。患部の異物は速やかにガーゼな どを使って流水で洗い流してください。けがをした直後に軟膏を塗ると、かえって細菌感染の温床になります。乾いたガーゼをあてて包帯を巻く程度のほうがよろしい。その後、なるべく早く病院へ行きましょう。けがをして12時間までに適切な治療を受けると治りが早くなります。
出血に対しては清潔なガーゼなどで傷口を強く抑え、できれば心臓より上にあげて固定してください。止血のため、傷口の心臓側をテープやひもで縛ると効果的と思われがちですが、動脈損傷で大量に出血している場合ならともかく、通常の外傷程度では、かえってうっ血を起こして出血を増やすこともあり、よくありません。
大田整形外科クリニック 大田 秀一 |
目の病気にはいろいろな症状がありますが、その中でも目やにが出たり目がかゆくなったりするのはとても不快な症状です。その様な症状を起こす主な病気に結膜炎があります。
結膜炎とは、白目の表面からまぶたの裏側を覆っている粘膜・結膜に炎症が起きるものです。結膜炎の原因には、アレルギー性や細菌性・ウイルス性、ホコリや紫外線といった物理的刺激などいくつかの原因があります。季節的には、春は花粉症などアレルギー性結膜炎に悩まされる人が増えます。夏になるとアレルギーは減りますが、"はやり目"といわれるウイルス性の結膜炎が増えてきます。
いわゆる"はやり目"は、アデノウイルスを原因とした流行性角結膜炎のことです。他にアデノウイルス性結膜炎としては咽頭結膜熱(プール熱)というものがあります。感染力の強い結膜炎には、アデノウイルス以外にコクサッキーウイルスによる急性出血性結膜炎などもあります。症状は、目やに・充血・異物感・まぶたの腫れなどです。流行性角結膜炎はこれらの症状が非常に激しく現れます。潜伏期間が2週間もあり、発症後も治癒するまで2週間以上かかることのある病気です。咽頭結膜熱は、学校などのプールを通じて感染が広がることがあるのでプール熱といわれ、目だけでなくのどの痛みと発熱の症状を伴います。
治療は抗生物質と消炎剤の点眼を行います。とくに障害を残さず治る病気ですが、後遺症として角膜混濁が残ることがあります。治療により症状を軽減し、こうした後遺症を残さないようにします。
一番大事なのは感染の予防です。むやみに目をさわらないこと、プールの後には必ず目を洗うこと、日頃から手洗いを習慣づけることなどです。
波田眼科 波田順次
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