第10号
2003年
1月20日
1F たかはしクリニック
078(882)6432
2F 大田整形外科クリニック
078(882)8822
3F みよし内科クリニック
078(882)1122
4F 波田眼科
078(882)6338
 発行 メディカルハット
 神戸市灘区岩屋北町5-1-31

             


  インフルエンザが流行しています。特効薬がありますが、基本はうがい、手洗いです。予防接種も受けないと、いくら健康に自信があってもかかってしまいます。
  さて、病後児保育「ハグハグ」が2月1日から神戸市の委託事業で子育て支援の一環としてオープンします。前回の「ハットの待合室」でも紹介しましたし、神戸市の広報でも載るとのことですので興味ある人は注意していてください。「詳しいことを知りたい」という問い合わせもたくさんありましたので、今回は具体的に必要なことをお知らせします。

  病後児保育は入院の必要はないものの、熱があったり投薬が必要だったりして集団保育が難しい児童が対象になります。また、保護者が産後間もない時や、病気で育児・家事が一時的にできないケースも対象に含まれます。年齢は1歳から小学3年生までで、預かる時間は平日は午前8時から午後7時まで、土曜日は午前8時から正午までです。日曜、祝日はお休みです。初日は診察がありますので9時にクリニックに来院していただきます。看護士、保育士が面倒は見ますが、時間を厳守していただかなければ預かれません。1日4人までですので、お断りすることも出てきます。他の医師の紹介・連絡が前もって必要です。最大7日預かれます。料金は1日2000円と食事・おやつ代500円の計2500円です。
  来所時に持ってきてもらうのは、右上の表の通りです。
  また、来院した時に病児保育室児童票、与薬依頼票(投薬を受けている場合)を書いてもらわねばなりません。退所時には入所中の記録、家での注意点を書いたものをお渡しします。  
入所中、発熱、嘔吐、けいれん等、不測の事が起こりえます。保護者に問い合わせする事がありますので必ず連絡先が必要です。詳細は神戸市の保育科 (078-322-5214)、たかはしクリニックに問い合わせてください。

(たかはしクリニック  高橋 利和)

 

 

 

 

 

 


<来院時に持参するもの>

健康保険証
乳児医療券
医師連絡表

(所定の用紙)
保護者からの病状連絡表
(所定用紙)
処方されたお薬
オムツ

(必要なお子さん10 回分)
おしりふき
必要なら哺乳瓶

着替え
(肌着、下着2〜3枚)
前掛け
手拭きタオル
ロ拭きタオル
ポリ袋

( 汚れた服入れ )
歯磨き
ミルク

(必要なら普段使っている物)


 

  寒い日が続きます。勤務医をしている時には、風邪をこじらせて肺炎になってしまう方の担当をよくさせていただいていました。さて、今回は今話題の肺炎球菌のワクチンについてお話します。
  肺炎球菌というのは普段は健康な人がかかる肺炎の原因菌の中で約3分の1を占める代表的な菌です。この菌に対するワクチンが最近開発され、一般の方にも接種が可能になりました。一度接種すると5年間は効果があり、その間は肺炎球菌による肺炎にかかる確率が低くなります。
  「それはすばらしい !」「 肺炎にかからなくなるなら安心」 と思われる方も多いと思いますが、肺炎が100%防げるわけではありません。肺炎を引き起こす菌は肺炎球菌以外にもマイコプラズマ、インフルエンザ桿菌(かんきん)、結核菌など、非常にたくさんあります。免疫不全をおこす疾患を患っておられる方はもちろん、お年寄りや幼児、また、風邪をずっとひいている時などは免疫力が落ちています。そんな時はごくごく当たり前に身の回りにある菌でなることもあります。麻疹(はしか)やおたふく風邪のワクチンでしたら一度接種すると生涯にわたって免疫ができ、ほとんどの方は感染しなくなるのですが、肺炎球菌のワクチンを打っても、残り3分の2の原因菌によって肺炎にかかってしまうことはあるわけです。また保険診療がききませんので自費で6千円〜1万円(その時のワクチンの納入価格によります) ほどかかってしまいます。


そのあたりのことを踏まえた上で次のような方に接種をおすすめしています。

1. 慢性気管支炎や喘息などの呼吸器疾患や心不全 や弁膜症など循環器疾患を患っておられる方(ちょっとした肺炎が命取り! になってしまいます)
2. 免疫低下をきたす病気の方(白血病やエイズだけでなく、重症な肝硬変や糖尿病でも免疫が落ちています。また脾臓摘出手術を受けたことのある方に限っては保険で接種できます)
3. ステロイドなどの免疫抑制剤を内服されている方(免疫が落ちているので肺炎が重症になりやすい)自分は接種すべきかどうかわからない、という方は気軽にご相談にいらしてください
 
(みよし内科クリニック 三好 彩)